柚葉通言

考えにくいことを考えるブログ

「語学」を「学ぶ」と云うこと

何をどうしたってそれを「理解」することなど出来やしないと云う明白な「事実」につき当たるのを恐れながら、曲がった先にその「事実」が待ち構えているのではないかとの「恐れ」から目の前にある曲がり角を「見なかったこと」にし、今いる場所で足踏みをし…

オタク的行動

例によって例のごとくツイッターの話である。 「知らない言葉があった時に辞書やスマホで調べるのはオタク的行動」と言われたことがあります。そんな一々調べる人多くないんだって。大抵知らないことはそのまま読み飛ばすんだって。 …そ、そうなの…? https:…

恐怖の動画

北九州市成人式 どう言って好いか……。とにかく恐ろしいものを見た。上に貼ったYouTube動画である。すさまじく面白くはあるのだが、ある種ここまで悪意に満ちたものもなかなかないのではないかと思う。以下、印象に残ったシーン。 ①六分五九秒あたり。 →一八…

「深い/浅い」論争

銃 (河出文庫) 作者: 中村文則 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2012/07/05 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (9件) を見る 文学作品と云うものがある。あるいは、「ある」と云うことがあまり疑われることなく生息しつづ…

面白いわけがない。

マワシヨミジャンプと云うスマホアプリがあるらしい。何度説明されてもシステムがよく判らないのでいい加減な説明にはなるが、おそらくはスマホの位置情報を活用したサービスを提供するものであり、「MAP上に広がったジャンプマンガを拾って無料ですぐ読め」…

無料キャンペーンで惨敗した話

誰かの視線 作者: 吉田柚葉 発売日: 2018/05/03 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 発売開始と同時に行った無料キャンペーンで百部近くはけたとは言え、今回の伸びなさと云ったらさすがに「ない」と思った。おそらく、もはや誰も俺のことを小説…

「国語」改革で文学は滅ぶか

こころ (新潮文庫) 作者: 夏目漱石 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2004/03 メディア: 文庫 購入: 18人 クリック: 370回 この商品を含むブログ (438件) を見る 二〇二一年、センター試験が廃止され「大学入学共通テスト」が導入される。それに伴い、高校国…

ジブリ嫌い

風の谷のナウシカ [Blu-ray] 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン 発売日: 2010/07/14 メディア: Blu-ray 購入: 10人 クリック: 597回 この商品を含むブログ (53件) を見る 昨日の金曜ロードshow!では、『風の谷のナウシカ』を放送…

神社参拝について

神社参拝に於いて二礼二拍手一礼と云うやり方が一般化されて久しい。しかし、これは明確な誤りである。なんとなれば、「パンパン」は主が召使いを呼ぶときの動作である。二拍手では神とのゲートが閉じられる。 だので、正解は、「三礼以上三拍手以上一礼」で…

物のあはれ論

本居宣長〈上〉 (新潮文庫) 作者: 小林秀雄 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1992/05/29 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 32回 この商品を含むブログ (53件) を見る ツイッターのフォロワーの方から『石清水物語』について聞かれた。驚くべきことに、俺…

二〇一八年にさっと手をふる

なんとか二〇一九年を生きて迎えられそうである。とは言え、この一年、何をやっていたのかさっぱり思い出せない。未完の長編小説は二〇〇枚だか三〇〇枚だか書いたし、論文は一七〇枚だか二〇〇枚だか書いた。ブログ本は四冊刊行したし、中編小説を一本、ま…

民主主義の判らなさ

COM-SHOT 【 小型 壁掛け 】 投票 ボックス アンケート 回収 箱 お客様の声 販促 本音 MI-H-088 出版社/メーカー: COM-SHOT メディア: エレクトロニクス この商品を含むブログを見る はっきり言って、民主主義の価値が判らない。最近になって親友の住友シゲ…

天才とは

エジソン (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記) 作者: 桜井信夫 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 1998/10/01 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 59回 この商品を含むブログ (13件) を見る 天才と言えば、エジソンである。彼が発明王たる所以は、その…

誠実に論じよう

シン・ゴジラ 発売日: 2017/03/22 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (27件) を見る 公開当時から一貫して俺は『シン・ゴジラ』に批判的な目を向けており、折に触れてはツイッター等でそのことを明言してきた。その理由として、照明がダメダメなこ…

カスタマーレビューの困惑

柚葉通言? 小説の敵 作者: 吉田柚葉 発売日: 2018/11/06 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 拙著『小説の敵』にカスタマーレビューがついた。あわよくば皆さんにも本をダウンロードしていただきたいと云うスケベ心及び、果たして全文引用が許さ…

吉田柚葉論

いつだったか、ブログに書くネタに困り、自分について論じる記事を起こしたことがあった。それは企業秘密をふんだんに盛り込んだものであり、ガチの吉田柚葉論であった。流石に公開には踏み切れず、データをクリアにしてしまった。下書に残しておかなかった…

選考委員を選ぶと云うこと

上沼恵美子の一件の後、小林アヲイさんのブログ(http://awoii.hateblo.jp/entry/2018/12/11/191117)を読み、選考と云うことを考えた。 誰かが何かの賞を受ける背景には、必ず選考委員の存在がある。君が絵画コンテストで入賞したとすれば、それはすべて選考…

忌川タツヤ氏に畏怖した話

絶対すくみず黙示録 作者: 忌川タツヤ 出版社/メーカー: 焚書刊行会 発売日: 2012/11/07 メディア: Kindle版 クリック: 5回 この商品を含むブログ (1件) を見る キンドルアンリミテッドの30日間無料体験を始めたので、かねてから「一回ちゃんと読まねば」と…

怒りたい人々

とろサーモン久保田とスーパーマラドーナ武智による上沼恵美子への暴言が炎上している。M-1グランプリに於ける上沼の審査への不満がその原因である。 ともあれ俺は、いつからかM-1に興味がなくなってしまった。漫才と云うジャンル自体が洗練され尽くされた感…

柚葉式流行語大賞

・まーた香取が個性見せてるのか……(呆れ)。 ・マーロン・ブランドは台詞を覚えなかった。 ・大東文化大学(新井義久、土井杏奈さん)。 ・読まなくて好いので買ってほしい。 ・なんで老けてんだよ。 ・こりゃ隙間社さんとズブズブになる日も近いな……。 ・みの…

小説を書かない方が好い人

今日は、趣向を変えて、小説を書かない方が好い人について書く。 基本的には、小説を書いた方が好い、あるいは小説を書くべきだ、と云う人間なんぞ存在しない。書きたくて仕方ない、と云う人は勝手に書けば好いと思うが、渋谷でモデルをスカウトするごとく、…

横着

ブログを始めた頃は、毎日更新していた。それは、五十記事書いてブログ本を出すと云う目標があったからに他なく、決して書きたいことが溢れていたからではない。『ペース配分のプレッシャー』を読み返してみると、「ムーンのハウ」とか「焦り」とか、思わず…

書くと、眠れる。

柚葉通言? ペース配分のプレッシャー 作者: 吉田柚葉 発売日: 2018/04/04 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 寝つきの悪い日がつづいている。眠れないのであれば眠らなければ好いだけの話なので、起きて何かしようと思うのだけれど、家に一人で…

月狂四郎『電子書籍の売り方がまったく分かりません』について

※何故か商品ページが貼れないのでURLを載せておきます。 https://www.amazon.co.jp/dp/B07JW1TJ96/ref=cm_sw_r_cp_apa_Hng.BbKEEGZG 俺自身、電子書籍の売り方がまったく判らないので読ませて頂いた。「『デビュー』の歴史的仮名遣いは『デビウ』ではなく『…

日本文学全集について

古事記 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集01) 作者: 池澤夏樹 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2014/11/14 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (16件) を見る 大きな災害が起こったあとはモダニズム文学が流行る。じっさい、日本でモダニズム詩が…

カスタマーレビューの意義

所謂文芸時評と云うものが絶えて久しい。否、文芸時評自体は、存在する。あることはあるのだ。だからこう言い換えよう。いつからか文芸誌は、自社から出版している小説への批判的な文章を掲載しなくなった。 これにはやはり、出版不況が大きく関係している。…

三世留男氏の批評に答う

小説家の三世留男さんが拙著『小説家の敵』を読んでくださり、あまつさえ批評文を書いてくださった。有難いことこの上ない。その文章は以下のURLから飛んで確認されたし。 https://amp.amebaownd.com/posts/5242805?__twitter_impression=true で、三世さん…

ステハゲさんに救われつづけている話

大物YouTube rであるsyamuさんが復活した。と言っても、本人によるTwitterの開設と、ツイキャスライブ二十分程度が行われたにすぎず、これを完全な復活と呼ぶのは難しい。じっさいsyamuさん自身も、今後YouTubeに復帰するかどうかは未定だと言っている。一応…

『小説の敵』発売記念インタビュー

柚葉通言? 小説の敵 作者: 吉田柚葉 発売日: 2018/11/06 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る Q いつにも増して売れてらっしゃいませんね(笑)。 A のっけからそれか。そうなんだよ。まぁこのブログ自体の人気が下火になっていることもあるが……。 …

『柚葉通言Ⅳ 小説の敵』配信開始!

柚葉通言? 小説の敵 作者: 吉田柚葉 発売日: 2018/11/06 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ついに本ブログ『柚葉通言』の電子書籍シリーズの第4巻が出ました。無料です。まとめ読みにどうぞ。